まずNICを確認

esxiは基本的にintel製のNICでないと インストール時にネットワークアダプタが検出できませんと エラーがでるため、まず初めにesxiをインストールするマシンのNICを確認する

NICがインテル製だったとき
↓
最新版のESXiをインストール


NICがインテル製以外だったとき(Realtek製など)
↓
インストールファイル(ISOファイルにドライブを組み込む)
or
ESXi5.1をインストールした後、最新版までアップデート

Realtek製のNICの場合のESXiインストール方法

ググってみると、インストールファイル(ISOファイル)を改造して インストールする方法が多く紹介されていたけれど、色々ソフトをインストールしないといけなかったり、macだとうまくいくかわからない要素も多々あったので、Esxi5.1から徐々にアップデートしていく方法をやってみた

ら、案外うまくいったので、この方法をメモっておく

・流れ

１．普通にEsxi5.1をインストール
２．Esxi5.5にアップデート
３．Esxi6.0対応のRealtek用ドライブをインストール
４．Esxi6.0にアップデート
５．Esxi6.0 update2 (最新版)にアップデート

一般的なことは省略して、要点とか忘れそうところを重点的に記載する

ESXi5.1 -> ESXi5.5 にWEB経由でアップデート

前提条件

・ESXiへSSH接続できるようにしておく（必須ではないけど、コピペしたいので）

❏ESXiのファイアウォール設定で「httpClient」を有効(true)に変更

[確認のコマンド]
~ # esxcli network firewall ruleset list | grep httpClient
httpClient            false

[httpClient有効化のコマンド]
~ # esxcli network firewall ruleset set --ruleset-id=httpClient --enabled=true
(--ruleset-id は -r, --enabled は -e でも良い)

~ # esxcli network firewall ruleset list | grep httpClient
httpClient            true


❏利用可能なUpdate Profileの確認

~ # esxcli software sources profile list -d https://hostupdate.vmware.com/software/VUM/PRODUCTION/main/vmw-depot-index.xml | grep ESXi-5.5 | sort

ESXi-5.5.0-1331820-no-tools       VMware, Inc.  PartnerSupported
ESXi-5.5.0-1331820-standard       VMware, Inc.  PartnerSupported
ESXi-5.5.0-20131201001s-no-tools  VMware, Inc.  PartnerSupported
ESXi-5.5.0-20131201001s-standard  VMware, Inc.  PartnerSupported
ESXi-5.5.0-20131204001-no-tools   VMware, Inc.  PartnerSupported
ESXi-5.5.0-20131204001-standard   VMware, Inc.  PartnerSupported

❏standerdをインストール(no-tools と standard の違いですが、VMware Tools 有無が違い)


esxcli software profile update -d https://hostupdate.vmware.com/software/VUM/PRODUCTION/main/vmw-depot-index.xml -p [ESXi-5.5.0-1331820-standard]
※ []の中に適用したいプロファイルの名前を書く


すると

Update Result
Message: The update completed successfully, but the system needs to be rebooted for the changes to be effective.
Reboot Required: true


のようなメッセージがでたらおわり

❏コマンドラインから再起動

ESXiをメンテナンスモードにする
# esxcli system maintenanceMode get
Disabled
# esxcli system maintenanceMode set --enable=true
# esxcli system maintenanceMode get
Enabled

Reboot実行する
# reboot

これで完了

ESXi6.0用のRealtek製NICドライブをインストール

ESXi5.5まではEsxi5.1 に搭載されているNICドライブで問題なかったがESXi6.0からはそれが廃止されているため、これをやらないでESXi6.0にアップデートするとドライバが検出されるネットワークに繋げられなくなる

詳しく書くと

VMware_bootbank_net-r8169_6.011.00-2vmw.510.0.0.799733.vib

VMware_bootbank_net-r8168_8.013.00-3vmw.510.0.0.799733.vib

が5.5まで有効

6.0からは

net51-drivers-1.0.0-1vft.510.0.0.799733.x86_64.vib

に変更された

手順

ESXiにSSH接続する

以下コマンドを入力してreboot
−−−
esxcli software acceptance set --level=CommunitySupported
esxcli software vib install -n net51-drivers -d http://vibsdepot.v-front.de
esxcli software vib install -d http://vibsdepot.v-front.de -n sata-xahci
※Firewallを無効にする必要あり
−−−

reboot
でおわり

ESXi6.0 へアップデート

基本的な操作は「ESXi5.1 -> ESXi5.5」のところと同じ 上でRealtek製のドライバもインストール済なので問題なくネットワークと接続可能なはず

ESXi6.0 update2 も

~ # esxcli software sources profile list -d https://hostupdate.vmware.com/software/VUM/PRODUCTION/main/vmw-depot-index.xml | grep ESXi-6 | sort

で出力された最新版の物を適応すれば問題ないはず

mac でESXiを利用する

ESXiの定番のクライアントソフトのvsphereはmacでは無理なので

ESXi6.0 update2 からHost clinet がデフォルトで利用できるため、webから仮想マシンの作成など可能